昨今流行りのオンラインFPSゲーム。

最近は無料でプレイでき、PCはもちろん、PS4やNintendo Switch、スマホでも遊べてしまいます。

そんな熱いゲームジャンルですが…

初心者にはなかなか難しいんです。

私自身もFPSを初めてすぐの頃は右も左もわからず、敵に突っ込んでやられてばかりでしたw

そこで今回はFPS初心者が敵を数人でもキルすることができるようになる（中級者になる）までに必要なことを解説していきます！

今回の記事はマウスやコントローラー、スマホに限らず全てのオンラインFPSゲームに共通して言える内容になっています！

FPSが上達するために必要なこと

FPSゲームにおいて、主に必要な力はこの３つだと私は思います。

これらの力をスポーツの野球で例えながら詳しく話していきたいと思います。

エイム力

初心者が一番最初にぶつかる壁はこのエイムです。

FPSやTPSなどのシューティングゲームでは銃を使って敵と戦闘するので、その際に敵や的に向かって銃口の照準を合わせることをエイムと呼びます。

エイムの意味とは？【ゲーム用語集】https://espo-game.jp/article/18140/

これは野球で言うところのバッドの素振りや投球、捕球のようなもので、いわば基礎です。

この照準を合わせるといった操作が難しく、これをモノにすることが脱初心者の初めの一歩です。

地道に練習をして、エイムの感覚を掴むことで、安定して敵を倒すことができるようになります。

ゲームの知識量

２つ目にプレイするゲームの知識量です。

基本的なルールやマップ構成、武器やキャラの性能など多くの情報を頭に入れることで戦況を有利に進めることができます。

野球でいうところの戦略です。ピッチャーの変化球の球種やバッターの苦手なコース、捕球が苦手な人など、情報を多く得ることで戦略が立てやすくなります。

継続力

最後に継続力。これはとにかく数をこなすということです。

野球でもいっぱい素振りをしたり、1000本ノックとかしたりしますよね？

それと一緒で、ひたすらエイム練習をし、実践を重ねることで自分自身をレベルアップさせることが重要です。

こうして得た経験値でフレンドとチームを組んで勝利を目指す。

これこそがFPSゲームの面白いところだと私は思います。

エイム力をあげるおすすめ練習法

ここからは私がおすすめするエイムの練習方法をご紹介します。

始める前にまずは感度を決める

実際に練習する前に、自分に会った感度を決めましょう。

FPSゲームなどでよく聞く感度とは、視点が動く距離や速さの数値のことを言います。

FPSゲームなどで使用する感度の意味とは？【ゲーム用語集】https://espo-game.jp/article/31262/

感度の決め方は人それぞれあるとは思いますが、初心者の方におすすめなのは「初めは低めの感度を設定し、徐々に感度を高くする」方法です。

これから始めてエイム練習をする方は、自分が少し遅いと感じる感度に設定してみてください。

そこからエイム練習を始め、よく接敵する距離間で照準を動く敵に合わせることができる感度を探してみてください。（この距離間はゲームによって違うため、自分で調べてみるのがいいと思います）

これをADS時と腰撃ち時、それぞれの感度を設定しましょう。

FPSで主に使われる用語で、エイムの際に、銃のスコープを覗きながら相手を狙う状態をADSと呼びます。

スコープを覗かずに射撃することを「腰撃ち」と呼びます。

ADSの意味とは？【ゲーム 用語集】https://espo-game.jp/article/21508/

また、私的には一度感度を決めたらあまり数値を変えないようにすることを推奨します。

特に初めのうちは当たらないとすぐに感度を変えてしまう方もいるとは思いますが、感度は体で覚えるものなので、コロコロ変えてしまうと感度が身につきません。

なので本当に調子が悪い時以外は、感度を変えることはおすすめしません。

止まっている物を狙う

それでは具体的な練習方法には入っていきます。

まずトレーニングモードで止まっている的を狙います。止まっている的がないようなゲーム（例えばレインボーシックスシージなど）でも看板や置き物を的にしてください。

その際に気をつける点は以下の点です。

「1点に集中させるのが難しい！！」

という方は武器の反動（リコイル）を覚えることでエイムを安定させることができます。

武器のリコイルを覚える方法

まず弾痕が残る壁に向かって近めの距離でコントロールをせずに１マガジン分撃ちます。

すると弾痕の波が壁に残ります。これがこの武器の反動になります。

この形を頭に入れ、波の動きと逆の方向に反動を制御しながらエイムしやすくなります。

全ての武器でリコイルを覚えることは難しいので、初めのうちは自分のお気に入りの武器から覚えるようにするのがおすすめです。

この練習を「ある程度安定してきたな」と思えるくらいまでやりましょう。

自分自身が動きながら的を狙う

止まっている状態で的に当てられるようになったら、次は自分が左右に動きながら狙う練習です。

先ほどまでの練習はリコイル制御に集中する練習でしたが、次のステップでは相手の弾を避けることを想定して行います。

この練習は近・中距離での戦闘を意識した練習になりますので、あまりにも遠距離の練習はしないようにしましょう。

まずは弾を撃たずに的を追いかける練習

いきなり左右に動きリコイル制御をしながら、的を追いかけるのは難しいです。

そこでまずは弾を撃たずに、照準のみを相手に合わせる練習をします。

注意すべきポイントはこちら！

左右に動く距離があまりにも短いと弾を避けることができません。

そこで心の中で３秒数えて…

「１、２、３…（右）１、２、３…（左）」

と動くことで敵のエイムをずらす動きをすることができるようになります。この感覚を体で覚えましょう。

またある程度練習をしていると自分の苦手な方向が分かってきます。安定してエイムができるように、集中して練習していきましょう。

次に実際に撃ちながら左右に動く練習

ある程度左右の動きに慣れてきたら、実際に撃ちながら練習しましょう。

これまで練習してきたリコイル制御と左右の追いエイムを同時に行う練習になりますので、難しいとは思います。しかし、この練習を続けることで、エイム力に関しては初心者から中級者にレベルアップすることは可能です。

ここでの注意すべきポイントは上記で述べたこと全てです。

以上のポイントを意識してエイム力を鍛えれば、脱初心者も夢ではありません！頑張りましょう！

効率の良いエイム練習ならbot撃ちがおすすめ

私の場合、トレーニングルームのコンピューターをひたすら倒す”bot撃ち”という練習方法をひたすらやっていました。

私が初めてFPSを本句的にやり始めたのはPS3のcodBO2という作品からでした。

当時の私は、トゥルントゥルンエイムのクソ雑魚ナメクジでした。倒せても3.４人で圧倒的にデス数の方が多かったです。そこで私が始めたのがbot撃ちです。

codシリーズにはbot撃ちのできる環境が備わっていたため、ひたすらコンピュータを倒すという練習方法があります。（これこそ野球でいうところの千本ノックですね）しかもこれが意外と楽しく、無心でやっていました。

上記以外でも1日３〜４時間bot撃ちする日もありました。

おかげで今ではどのFPSでもある程度のエイムで敵を狙うことができています。

もし自分のやっているゲームにbot撃ちができるモードがあればフレンドとプレイする前や、マッチの息抜きがてらに練習することを強くおすすめします。

ゲームの知識量を増やす効率の良い方法

自分のプレイするゲームタイトルの知識をより多く得ることで、戦況を有利に進めることができます。

ここではどういった方法で知識を習得するのか、効率の良い方法をご紹介します。

プロゲーマーの配信や講座動画を見る

まず最初のうちはyoutubeなどの講座動画や解説動画を見ることをおすすめします。

「このマップのこの場所で勝負すると有利に戦える」

「このキャラは前に出て戦って、こういう場面で技を使うといい」

といった細かい情報を分かりやすく解説している動画がたくさんあります。

またある程度基本的な知識をつけた上で、プロゲーマーのプレイ動画も見てみましょう。

その時、ただ見るのではなく、どうしてこの場面でこの行動を取ったのか、その都度自分なりに考ながら見ることで自分の経験値にもなります。

上手いフレンドに教えてもらう

身近に上手い人がいれば直接教えてもらうのもおすすめです。

自分のプレイを見てもらうことで、自分では気づきにくいダメなところをピンポイントで教えてくれるため、最も早く上達できます。

また、フレンドとプレイすることでモチベーションの維持にも繋がるため、良いことづくしです。どんどんアドバイスをもらって、フレンドのランクを追い越しちゃいましょう！

最後に。FPSゲームをする上で最も重要なこと。

ここまでをすごく簡単にまとめると

「FPSゲームの上達にはたくさんの練習をし、勉強をすることで上手くなることができる」

ということになります。

しかし、ゲームをする上で一番大切なことは楽しむということだと私は思います。初心者の皆さんは最初からガチガチに練習をして、上手くなる必要はないです。

これも野球で例えるなら、最初から素振りを楽しんでやる人はいませんよね？ちょっとやったキャッチボールが楽しくて野球を始めてみたとか、バッティングセンターが好きでとか、最初はそのスポーツを楽しいと感じたから始めているわけです。

これはFPSも同じです。フレンドとボイスチャットを繋げて話しながらワイワイやってみたり、ハイスコアを目指して敵を倒すことに快感を得たりと、楽しみ方は人それぞれです。その中で「もっと上手くなりたい」という考えが生まれた時、この記事で紹介した内容を参考にしてみてください。

いいFPSライフを！