スマートウォッチ気になってるけど値段高いな…
Mi Watchがコスパいいって聞いたけど実際どうなの?
Mi Watch、おすすめですよ!
今回はXiaomiのMi Watchのご紹介です。
こちらの商品は約1万3000円という価格で、あのApple Watchに負けない性能を持っている超コスパ製品です。
「そんなに安くて本当に大丈夫なの???」
と心配されている読者の皆さんに、私が5ヶ月間使用して良かった点、残念だった点をレビューしていきたいと思います。
外観
まずは外観から見ていきましょう。
色はブラック、ネイビーブルー、ベージュの3色展開で、私はブラックを購入しました。
なお、ケースやフィルムを使用せずに5ヶ月間使用した後の写真となっているため、少々傷が目立ちますが、それも込みの使用感を参考にしていただけると幸いです。
1.39インチの大きめディスプレイ
直径約45mm、1.39インチの丸型有機ELディスプレイです。
ベゼルはそれほど太くなく、縁には白いラインが入っています。
側面
側面にはHOMEボタンとSPORTボタンがあります。
HOMEボタンでアプリメニュー、長押しでamazon Alexaを起動できます。
SPORTボタンで事前に設定しておいたワークアウトを始めることができます。
ベルト
素材は熱可逆性歩ポリウレタンという素材で、よくあるスポーツ系の腕時計と同じものとなっています。
またこのベルトは簡単に付け替え可能なので、ポリウレタン製が合わない方でも安心です。
充電方法
充電は磁気になっており、簡単に充電できます。
コンセントに挿す部分は付属していないため、USB Type-A対応の充電器を用意しましょう。
また、この磁気ケーブルは一定の向きでしか充電できないので、置き場所には注意が必要です。
Apple Watchと性能比較!
スマートウォッチ界で最も有名なApple Watchの最も安価なモデルとMi Watchの性能を比較してみましょう。
Mi Watch | Apple Watch(シリーズ3) | |
価格 | 12,980円 | 22,800円 (GPSモデル) |
対応OS | android,iOS | iOS |
バッテリー | 16日間 | 18時間 |
健康管理 | 睡眠追跡 心拍測定 体内バッテリーの数値化 ストレスモニタリング 血中酸素レベル測定機能 | 睡眠追跡 心拍測定 騒音レベルモニタリング 月経周期記録 |
アプリの追加 | × | ○ |
着信&ソーシャルアプリ通知 | ○ | ○ |
カメラのリモート撮影 | ○ | ○ |
天気 | ○ | ○ |
音声アシスタント | amazon Alexa | siri |
文字盤カスタマイズ | ○ | ○ |
スマホを探す | ○ | ○ |
衛星測位システム | GPS、GLONASS、Galileo、BDS | みちびき、GPS、GLONASS、Galileo |
耐水性能 | 5ATM (水深50mに相当する圧力に対応) | 50メートルの耐水性能 |
まず注目してもらいたいのが対応OS。
Apple WatchはiOSにしか対応していないため、androidスマホを使用している人はApple Watchを使うことはできない。
一方でMi WatchはiOS、Androidの両方に対応しているため、この時点でAndroidユーザーはMi Watch一択です。iPhoneでも使用できるので、将来的にAndroidに機種変更する時でも安心です。
次に値段。この機能の差で1万円。コスパがすごい。さらにApple Watchでは最上位モデル(シリーズ7)にしか搭載していない血中酸素レベルを測定する機能が付いています。
血中酸素とは…
体に疾患があったり体調不良などを起こしていると数値が低下することがあり、医療機関では入院中の患者の体調管理や、手術中の容体の変化を監視するためにも使われている、体調を評価する上で非常に重要な数値なのです。
【コニカミノルタ陸上競技部】体調管理編 血中酸素飽和度とパルスオキシメーター
血中酸素レベルを測れるスマートウォッチは2021年11月現在でMi Watchが最安値だと思います。
まさにコスパ最強のスマートウォッチです。
Mi Watchおすすめポイント!
Mi Watchを5ヶ月間使用してきた私のおすすめポイントをご紹介します。
とにかく画面がキレイで見やすい!
格安のスマートウォッチだと、解像度が低かったり、レスポンスが悪かったりと、ストレスに感じる部分が多々あります。
しかしこのMi Watchは454×454の有機ELディスプレイを搭載しており、動きもサクサクです。
また輝度も高いので、日のあたる場所でもよく見えます。
時計は頻繁に見るものだから、画面がキレイに映るのは大事!
バッテリーの持ちがすごい!
スマートウォッチの充電が面倒で購入を拒んでいる人も少なからずいると思います。
実際にApple Watchのバッテリーは18時間となっており、充電を頻繁に行わなくてはいけません。
しかし、Mi Watchは通常の使用で16日間、ロングバッテリーモードで22日間使用することができます。
ただ実際に私が使用してみたところ、大体1週間くらいで残り20%になります。これは時計を見る頻度や常時点灯にしているかなどで変動しますが、十分なバッテリー持ちです!
着信やアプリ通知、スマホ捜索などの機能が便利!
仕事や授業中にスマホを取り出し、確認するのは気が引けるという人が多いと思います。
そんな時にMi Watchを使えば、着信やアプリの通知を時計を見る動作で確認することができます。またMi Watchは振動機能が付いているので、音を出せない環境でも通知を受信することができます。
そして地味に便利なのがスマホ捜索。
私は家の中でスマホをなくすことが多々あります。
そんな時にMi Watchを使うことで、遠隔操作でスマホから音を流し、場所を特定することができます。
距離はスマホとMi WatchのBluetoothが届く範囲に限定されますが、スマホを見失うことが多い人にはおすすめの機能です。
睡眠追跡が優秀!
この睡眠追跡機能では、睡眠時のデータを測定してくれます!
- 入眠、起床時刻
- 合計睡眠時間
- 眠りの深さ
これらを測定することで、自分の睡眠の質を点数化し、評価してくれます。
また、アプリを使えば睡眠のデータを記録し続けることができ、自分が平均どれくらいの睡眠をとっているかを知ることができます。
当初この機能はそれほど重要視していませんでしたが、いざ計測してみると…
このくらい寝れば80点くらいの点数とれるんだなぁ
とか思ったりします。
この睡眠追跡で無意識のうちに自分の睡眠を意識するようになるんです。
これが意外と便利で、高得点を狙うように、意識して睡眠を取ろうとしている自分がいたんですよねぇ(ひろゆき感)
これであなたも質の高い睡眠を!
amazon Alexa対応!
amazon Alexaとは、声で操作するAI音声認識サービスのこと。
AppleのsiriやGoogleのGoogleアシスタントと同じものです。
Alexaを使うことで声でタイマーの設定や、天気を聞くことができます。
しかし、私が思うAlexaが使える1番の利点は外出先でのスマートホームデバイスの操作です。
スマートホーム?なんそれ?
簡単にご説明すると『ネットを使って家電を操作することができるデバイス』のことです。
つまりMi WatchのAlexaを使えば、外出先で簡単に家の家電を操作することができるようになります。
アレクサ、エアコンつけて
アレクサ、家のロボット掃除機つけて
こんな操作をMi Watchに話すだけでできてしまいます。とてもスマート。
アプリ連携で計測データを確認できる!
Mi Watchはアプリと連携して計測したデータをスマホで確認することができます。
心拍数や睡眠追跡、ストレス数値などのデータをを保存し、週ごとや月ごとの平均点も算出してくれます。
また、Mi Watchの時計盤の設定や、通知アプリの設定も行えるためとても便利です。
Mi Watch残念ポイント
Mi Watchのデメリットですが、他のスマートウォッチと比較して、
「あったらもっと便利だな」
と思う点を挙げています。
値段を考えると十分なスペックなので、これ以上の機能を求める場合、3万円代のスマートウォッチを選択すれば幸せに慣れると思いますw
アプリを追加できない
Apple Watchのように新しいアプリを追加することはできません。
とはいえ、Mi Watchに搭載されている機能は必要十分なものばかりですので、大きなデメリットと感じていないのが現状です。
一度通知を見ると消えてしまう
Mi Watchはアプリの通知を確認することができますが、一度通知を全画面で表示すると、通知が消えてしまい、確認することができなくなってしまいます。
これは設定で変更することができない仕様となっており、人によっては不便に感じる点だと思うため、デメリットとしてあげました。
しかしこの仕様はいちいち履歴を削除する操作をする手間を省けるというメリットにもなり得ます。
今後、アップデートで設定できるようになればより便利になりますね。
置くだけ充電に非対応
Mi WatchはQi規格などのワイヤレス充電に非対応です。
他社製品の充電器が使えないため、持っているワイヤレス充電器を使おうと考えている人は注意が必要です。
体内バッテリー計測が微妙
体内バッテリーの計測とは、心拍数や睡眠測定などのデータを分析し、自分の体力を数値化して教えてくれる機能です。
しかし、5ヶ月間使用してみて、本当にこのデータが本当か疑っています。
例えば、ある日は睡眠点数が70点でそこそこの睡眠がとれているにも関わらず、体内バッテリーの数値が13%。お昼過ぎには1%になっている日があります。
自分の思っている以上に疲労困憊している可能性もありますが、あまりにもこういったデータが多いため、体内バッテリーの数字は参考にしていません。
他の人のレビューではこのような内容は見当たらないため、個人差があるとは思いますが、購入を検討されている方は過度な期待はしない方が良いと思います。
初めてのスマートウォッチで後悔したくない人は購入すべし!
私にとって初めてのスマートウォッチであるMi Watchを5ヶ月間使用してみて、
「コスパ最強で十分すぎるスマートウォッチ」
でした。
最近は1万円以下の激安スマートウォッチも多く販売されていますが、モノによって当たりはずれが多くある印象です。
「安すぎるスマートウォッチを買って失敗したくない」
「とはいえ高すぎるスマートウォッチを買って自分に合わなかったらもったいない」
という人はまずMi Watchでスマートウォッチを体験してみるのがおすすめです。
また、同じXiaomi社から出ているMi Watch liteもおすすめです。
機能は抑えめですが、価格が約7200円とより手が届きやすい値段となっています。
ぜひご検討ください!
以上!
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